エムペ 駐日アメリカ大使館からアメリカ国務省へ(1952.10.3)

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駐日アメリカ大使館からアメリカ国務省へ
1952年10月3日

件名:リアンクール岩の韓国人

韓国と日本の間で相次ぐ利害関係の衝突により、両国関係が悪化している。最近、発生したある事件は、今後、より大きな問題に発展しかねない。また、アメリカへ少なからぬ影響を与えかねない。その事件というのはリアンクール岩(独島)をめぐる領土紛争であり、日本と韓国の間で領土権をめぐる紛争である。

国務省はリアンコールト岩の歴史をすでに数回も検討したことがあるが、それをここで詳述する必要はない。その岩はアザラシの繁殖地であり、ある時期、朝鮮王朝の一部であった。その岩は、日本がその帝国を朝鮮に拡大した時、もちろん朝鮮の残りの領土とともに併合された。

しかしながら日本政府は、帝国支配の過程においてこの領域を日本の本土に編入し、ある県の行政下に置いた。

そのため、日本が平和条約の第2章で「済州島、巨文島及び欝陵島を含む朝鮮に対するすべての権利、権原及び請求権」を放棄することに同意した時、条約の起草者はこの岩を放棄すべき領域に含めなかった。

日本は、リアンクール岩に対する日本の領有権は理由のあることとしている。それに韓国が異議を唱えているのは明白な根拠にもとづくものである。


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  • 最終更新:2012-09-11 19:30:21

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