竹島問題に関する総括①~両国の主張~

竹島問題に関する総括①~両国の主張~

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日韓の歴史認識


日韓の歴史認識に関する事で、「僕はもう一度だけ謝ればいい」と書きました。さらに「両国が完全に同意する事は無い」ことも書きました。そしてさらに言うと、この歴史認識の件がある限り、いわゆる左翼的な「人類皆兄弟」みたいな「馴れ合いの友好」しかありませんし、またそれを「日韓友好」とは決して思いません。李明博が本気で「未来的志向」を望むのなら、スタートは「いがみ合い」の関係でいいでしょう。「日本が早い車を作ったのなら、韓国はもっと早い車を」の様なところから始めればいいと思います。歴史認識は、まず李明博に「完全な一致は無い」事を認識してもらい、日韓基本条約の謝罪と賠償が「形式的」と言うのなら、李明博に「正式なもの」であることを伝えた上で一度謝る。その時には今後一切外交の場で謝罪と反省を持ち出さない事を確約(李明博政権下で有効では無く、今後の韓国政府の意見として)してもらう。それ以降の歴史認識の問題は学者レベルや民間レベルの議論のみで行われる分には構わないとは思います。外交の場で出てくるからおかしなことになるわけですから。単純に友好を唱えるだけでは本当の意味で友好にはなりません。とりあえず外交の場から歴史認識を無くすことから。あとは韓国民が「恨」の文化を越えて成長して貰うことを祈るしか歴史認識の問題は解決しないと思います。最後にこの歴史認識に関しては慰安婦問題が「日本発」であることは忘れてはなりません。




竹島放棄論の補足

先ほど平和的解決の必要性を書きましたが、では何故必要かというと、日本はその能力があると諸外国に知らしめる為です。前に「結局中国は変わらない」を書いたときに書きましたが、アジアの平和の為にはアジア外交のリーダーシップは日本が持たなければならないと考えています。この事に関しては近日中に中国によるチベット侵略について、当ブログに書きますので、読んで頂ければと思います。日本がアジア外交のリーダーシップを取っていくために必要と考えるのが、9条改憲に伴う集団的自衛権の行使と平和的解決能力であり、これらを手に入れることにより日本が中国の領土拡大政策への安全弁的な役割を担う事ができると同時に今の超親米的な体制からの脱却をはかれると思うのです。そして日本が抱える国際的な紛争事項である領土問題において、唯一平和的解決の可能性があるのが竹島であると考えたので、「竹島放棄論」を提案しました。先ほども書きましたが、尖閣諸島及び北方領土に関しては一歩も引かずに交渉しなければならないし、特に尖閣諸島においては中国が領有を主張しだしたのは、尖閣諸島近海に地下資源が発見された1971年からであり、ただの島々だったそれ以前は中国側も日本領と認めています。これは中国の領土拡大政策の一環であり、日本が断固阻止しなければならない事です。また、9条改憲についても、国際貢献の為の改憲であるということを強調するために必要です。中国や北朝鮮等のいわゆる近隣諸国から出るであろう「軍国主義」という非難に対して堂々と反論が出来るようになる(軍国主義の国が平和的解決を目指すわけ無いですから)と思います。



竹島問題に関する総括①~両国の主張~


以前僕はここに「竹島放棄論」を書きました。同じ意見をYahoo!知恵袋にもぶつけ、様々な人の意見を聞いてみました。うなずかされる意見もあり、僕も実際勉強になりました。さらにコメント数は7件ながら、閲覧数は早々と100件を越え、この問題がまだ注目を集めている事を再確認できたことは大変嬉しく思います。さて、この7人の中の2人が竹島領有に関して韓国の意見を押しています。まずはそれに関して僕の意見をハッキリと言いたいと思いますので、まずは日韓両国の主張を書いていきたいと思います。争点となっているのはⅠ『誰が最初に発見し、実効支配したか?』、Ⅱ『1905年の日本による竹島編入の正当性』、Ⅲ『GHQによる竹島処分の解釈』の3点です。ちなみに資料の出典はもっとも公平なwikiを参考にしました。
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Ⅰ『誰が最初に発見し、実効支配をしたか』

《韓国の主張》
  ①1145「三国史記」、1454「世宗実録」等に出てくる「干山国」「干山島」が竹島の事である。
  ②江戸時代に鬱陵島の帰順に関する紛争で鳥取藩が鬱陵島、竹島を版図の外にしている。
  ③1786林子平の「三国通覧図説」には竹島が韓国領として書かれている。
  ④1822「海左全図」に鬱陵島の東に島が書かれているが、伊能忠敬が中心となって作成した「日本国地理測量之図」等には書かれていない。

《日本の主張》
  ①1417「太宗実録」によると「干山島には15戸86人の住人が住んでいる」とあるが、竹島は日比谷公園程度の広さしかない岩礁であり、86人もの住人が生計を立てていくのは不可能である。
  ②1452「高麗史」に「朝鮮半島の東の海にある鬱陵島は新羅時代には干山国と呼ばれていた」とされており、干山島、干山国は鬱陵島を指すと考えるのが妥当である。
  ③1618徳川幕府が大谷、村上両家に与えた「竹島渡航免許」という書簡があり、竹島(鬱陵島)への中継地として松島(現在の竹島)を利用していた事実がある。
  ④林子平の「三国通覧図説」に書かれている竹島は鬱陵島の事を指している。当時普及していた改訂版には正確な経緯度線入りで鬱陵島と松島が書かれている。


Ⅱ『1905年の竹島編入の有効性』


《韓国の主張》
  ①1877「太政官指令書」は竹島を日本から外すと認めている。
  ②1900「大韓帝国勅令」で竹島が韓国領として国内外に宣言している。
  ③日本による竹島編入は、強制的かつ一地方政府が秘密裏に行なった事で無効である。
《日本の主張》
  ①「太政官指令書」における竹島とは鬱陵島の事である。竹島は1905に日本に竹島が編入されるまで、日本以外に竹島を実効支配したことがない。
  ②編入手続きは当時の新聞等で報道されており、一地方政府が秘密裏に行なったわけではない。
  ③領土編入措置を外国政府に通告する事は国際法上の義務ではない。
  ④1900に韓国が編入したのは当時の石島(現在の観音島)であり、韓国は方言の発音が同じ事から独島(トクト)と言っている。
  ⑤1899「大韓地誌」1907「大韓新地誌」において、鬱陵島の行政地域は東経130度35分~45分としており、竹島は東経131度55分の位置にあることから当時の竹島を韓国領とはしていなかった。


Ⅲ『GHQによる竹島処分の解釈』

両国の見解を出す前に2つの資料を提出しておきます。
  ①「連合国軍最高司令官総司令部覚書677号」(以下677号)「若干の外部地域を政治上、行政上日本から分離する事に関する覚書」で日本から除外するリストにリアンクール岩礁(竹島)が含まれていた。
  ②同1033号「日本の漁業及び捕鯨業に認可された区域に関する覚書」によって定められた活動区域から竹島は除外されていた(マッカーサーライン)。
  ③しかし、これらの覚書には「それが日本領土の最終決定では無い」と書かれている。

《韓国の主張》
  ①カイロ宣言には「日本の暴力及び貪欲により略取した他の一切の地域の日本からの排除」がうたわれており、1877に日本領ではないと公に宣言し、朝鮮への植民地支配を強めていく時期に日本領への編入を行なった竹島を日本から切り離す事は連合国の了解事項であった。
  ②677号の※「ポツダム宣言の第8条に述べられている諸島の最終的決定に関する連合国の政策を示すものと解釈されてはならない」というのは、必要があれば修正可能であるという事に過ぎず、677号の定義を修正したことはない。
  ③サンフランシスコ講和条約は「日本国は朝鮮の独立を承認して済州島、巨文島及び鬱陵島を含む全ての権利、権限及び請求権を放棄する」と規定するのみで竹島がどちらの国に帰属するか明記されていない。

《日本の主張》
  ①677号には※と書かれ、1033号には「この認可は関係地域またはその他の地域に関しても日本の管轄権、国際境界線または漁業権についての最終決定に関する連合国側の政策の表明ではない」としており、韓国の主張はこの規定を無視している。実際両覚書によって除外された小笠原諸島、奄美諸島、琉球諸島の島々は後に日本へ返還されている。
  ②1949年12月29日付講和条約草案には竹島が日本領である事が明記されている。
  ③サンフランシスコ講和条約は日本が放棄する地域を明記するもので、そこには竹島は含まれていない。
  ④韓国による竹島占拠は国際法上なんら根拠の無いまま行われている不法占拠であり、韓国がこのような不法占拠に基づいて行ういかなる措置も法的な正当性を有するものではない。



竹島問題に関する総括②~韓国領とする事に関する反論~


まずは国際法上合法か違法かの議論はⅠの『誰が最初に発見し実効支配したか』のみで決着つけられる問題です。発見に関しては資料では確認が取れないので、実効支配についてですが、韓国側の干山島を現在の独島とする意見は明らかに正当性を欠いています。さらにこれは呼称の問題、すなわち現在の竹島を松島、鬱陵島を竹島と日本が呼んでいた事から誤解がうまれているものの、資料を読めばわかる話です。韓国側及びその主張を支持している者はそれらを都合のいいように解釈しているに過ぎません。日本側が提出している資料は竹島への中継地として松島を利用していることが明記されており、日本による実効支配があった事は事実ですが、韓国による実効支配を示す資料は無いと思います。つまり国際法上の決着をつけるのなら韓国は自国が負ける事はあきらかであり、それが国際司法裁判所へ持ち込む事を拒否する理由である事は明白です。自信があるのならとっくのとうにそうしているはずです。『竹島編入の正当性』については、議論にすらならない話です。韓国自らが鬱陵島の行政地域を示している事で、竹島が韓国領では無いと自分から言っています。また、日本陰謀論から一地方政府が秘密裏に行なった事と言ってますが、秘密裏に行なった事は新聞では報道されません。ネックになってくるのは『GHQによる竹島処分の解釈』ですが、韓国側が「日韓間に領土問題さ無い」として話し合いのテーブルにつこうとすらしていないわけで、韓国が聞きたくない事には耳をふさいでいる状態です。しかし、あくまでも暫定措置に過ぎないマッカーサーラインを本決まりとして支持するのはあまりにも無理があります。現にアメリカ政府は竹島は日本領であるとする見解をしています。暫定措置をした国がそう言っているのに、もう一方の当事国である日本の意見をまるで聞き入れず李承晩ラインを決めてしまい、日韓間に領土問題は無いとするのは常識的に考えたらおかしな事を言ってるということがわかるはずです。


竹島問題に関する総括③~他の意見に関して~

まず、この話をすると必ず言われるのが、対馬等他の島の領有を韓国が言ってくるという意見です。確かに言ってくると思います。民間レベルでは。しかし、政府の公式見解として領有を主張してくるかとなると疑問です。韓国は中国とは違います。韓国の電気製品等は世界中で売れており、現在の韓国は国際世論を無視することはできません。対馬等に関しては日本領であることが竹島の何倍も明確である事から、韓国が本気で対馬領有を主張することは無いと思います。対馬に関しては竹島の領有を主張する為に特に国内世論を意識したものなのでは無いでしょうか。また、放棄に賛成として代わりに「歴史認識」と「漁業権」を得るべきとする方がいましたが、まず、竹島領有の問題はそもそも両国の漁業権を巡る争いであって、韓国領有を認めて漁業権のみを頂くのは無理があります。さらに歴史認識に関しては両国が完全に同意することはありません。仮に日本の論壇が左派に接見されてもです。だから僕は彼らの誇りを傷つけた事に関して最後に一度だけ謝ればいいと言いました。なし崩しで謝るから何度も言ってくると。韓国及び北朝鮮が建国の段階で日本を敵視することは彼らの国生みの段階では仕方のない事であり、いくら日本の植民地経営がインフラを整備したりと近代化に貢献しているからといっても、建国段階の敵視は日本の責任では無いかと思います。合法ではあっても他国を合併する以上その責務はあります。また、国交断絶という手段を盾に相手に迫るのは平和的解決にはつながりません。国交断絶自体がいつ戦争になるか分からない状態ですし、経済面で竹島の漁業権以上に損失が大きくなります。 


竹島問題に関する総括④~他の意見に関して~

まず、日本は占有さえしてしまえば放棄すると思われる事に関しては当然懸念しなければならない事であり、韓国サイドとは発表するまで内密に交渉し、同時に声明を出す等しなければなりません。北方領土や尖閣諸島に関しては相手方の言い分は竹島問題よりも強引な主張であり、一歩も引かず交渉しなければならないでしょう。また、韓国側が話に乗ってくるかという問題ですが、正直二国間では難しいと思いますね。しかし、マッカーサーラインを制定したアメリカが仲介してくれれば話し合いは持たれますし、仲介してくれなかったとしてもとりあえず話が進展する可能性が生まれます。とにかく今は日本がいくら正当性を言ったところで話し合おうとすらせずに「領有を既成事実にしてしまえ」というのが韓国の腹づもりなわけですから。あと「売国奴」のレッテルが貼られる話ですが、僕はそこまで心配はしません。日本のみではなく韓国もという話ですから、一部右翼団体がそれを言うとは思いますが、日本全体の風潮としてそうなる可能性は低いと考えます。 


竹島問題に関する総括⑤~改めて思うこと~

今回寄せられたコメントでもっとも考えさせられ、かつ勉強になったのが「無住地」と、「相手側の立場に立って放棄する事は出来ない」の意見です。無住地に関しては単純に知りませんでした。勉強不足でしたね。これに関しては意見を変えます。相手側の立場に立って放棄する事は出来ないの部分に関しては、韓国民の国民感情の中では確かにあるとは思いますが、日本人の感情ならばできるのでは? と思います。さらに韓国の政治家の中には竹島を国際的な紛争であると認めるフシがある人がいますし、歴代大統領の中には政府の見解はどうあれ竹島を領土問題と認識している人がいたことも事実です。さらに竹島を爆破する案が韓国の大統領から提案された事もあります。国際法違反は認識しているわけですから、国民感情としては難しくても政治家レベルの人ならば話し合いにはなると思います。無住地の話ですが、平和的解決をするのなら「なにがなんでも放棄」というわけでは無いので、共同で支配するのもいいと思います。僕は考えなければならないのは竹島近海で漁業を営む人たちの安全だと思っている事を前の竹島放棄論で書きました。実際に困ってるのはその人たちですと。更に改めて言うことは、韓国はこれから日本の重要なパートナーになってきます。真の日韓友好のためにも竹島問題は平和的に解決しなければなりません。歴史認識に関しては同意することは無いと言いましたが、竹島の平和的解決に関しては同意できる可能性があると思っています。民族的なわだかまりは確かにありますが、それがよい方向の対抗心や競争心に繋がるのなら、それはそれで今までの日韓間には無かった友好の形であると思います。僕の竹島領有の認識は先ほど書いたように日本側の見地です。しかし、実際に困ってる人たちの事や平和的解決の必要性を考えた時に例えば「嫌韓流」のように相手の違法性を指摘する事が正しいのかというと、そうでは無いような気がしました。早急な平和的解決の方法を考えたら辿り着いたのが「竹島放棄論(便宜上この呼び方にします)」なんです。そしてこの意見に関してはまだまだ色んな意見を聞いてみたいと思っています。 













TITLE:2008年03月04日|それゆけ「蒼丑海賊団」Ⅱ~Lay the Smackdown Hotel!!!~
DATE:2009/02/16 17:29

TITLE:2008年03月04日|それゆけ「蒼丑海賊団」Ⅱ~Lay the Smackdown Hotel!!!~
DATE:2009/02/16 17:29

TITLE:2008年03月04日|それゆけ「蒼丑海賊団」Ⅱ~Lay the Smackdown Hotel!!!~
DATE:2009/02/16 17:28

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TITLE:2008年03月03日|それゆけ「蒼丑海賊団」Ⅱ~Lay the Smackdown Hotel!!!~
DATE:2009/02/16 17:27

  • 最終更新:2009-03-08 14:23:14

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